プロバイダの比較体験記: 2008年3月アーカイブ

今からおよそ5年前。

当時はブロードバンドなどという言葉はなく、インターネットといえばダイヤルアップが主流でした。

ダイヤルアップというのは、プロバイダーの電話番号に電話をかけてインターネットに接続する仕組みで、速度が襲くて時間によって電話料金がかかってくるという形式です。

当時は市内通話が3分10円ほどだったため、1時間インターネットを使うと電話代だけで約200円かかっていました。

その他にプロバイダー料金がだいたい1ヶ月に1500円ほどかかるので、1日1時間毎日インターネットを使うだけで7500円ほどかかってしまっていたんです。

もちろん、テレホーダイという、1800円払えばあらかじめ指定した電話番号への通話が夜11時~朝8時まで無料になるというサービスもありましたが、その時間帯には接続が集中するので速度も遅く、また都市部ではプロバイダーの電話番号になかなかつながらないこともありました。

が、常時接続といえば、CATVかフレッツISDNしかなく、それはかなり高くつきました。
CATVを引くためには工事が必要でしたし、フレッツISDNは基本料金がこれまでの倍ほどかかるようになってしまうのに、回線速度は変わらないという状況。

当時私は一介の女子大生で、なかなか導入には踏み切れませんでした。

そんなあるとき、利用していたプロバイダー(BIGLOBE)から、ADSLの案内ハガキが届きました。

当時のADSLは、現在と違い、まだ回線とプロバイダーと別々に料金を支払う方式で、少々料金計算も複雑でした。が、どうやらそのはがきを見ると、今よりも料金は安くなるようです。

しかも速度は大幅に向上する! とのこと。

クレジットカードがなければ加入できないとのことで、大急ぎで学生カードを作り、申し込みをしました。

やがてプロバイダーからは、ADSLモデムが到着。

ある程度パソコンに触りなれてはいたので、接続はさほど難しくはありませんでした。
当時のADSLは確か最大でも8Mのコースまでしかなかったのですが、それでもダイヤルアップとは雲泥の差でした。

かつて「添付ファイルは非常識」という常識があったのをご存知の方はいらっしゃいますでしょうか?

ダイヤルアップ接続は、たかが50KBの画像が添付されたメールを受信するだけで、分単位の時間がかかっていました。MB単位の画像がついていようものなら、パソコンごとフリーズしてしまうのも珍しくはないことでした。

それがADSLに変えたとたん、サクサクと受信できるようになったわけです。それでいて、料金は定額!

これはユーザーの心をつかんだようで、その後、ばたばたと周囲の人間もダイヤルアップからADSLに乗り換えていきました。

少し話が前後しますが、ADSLから光ファイバーに乗り換えてから少ししてからのこと。

私がインターネットをはじめた当時は、インターネットをするにはNTTの電話番号は必須でした。ADSLを引くときにも、電話番号がないと使えない状況が長く続いていました。

そんなこともあり、私は光に乗り換えてもまだ、NTTの電話番号を所持していました。ほとんど使っていないとはいえ、FAXのやりとりをしたりするのには便利ですし、市外局番からの電話番号は信用があります。解約するのにはためらいがありました。

そんなあるとき、KDDIメタルプラス(現ADSL one)の存在を知りました。

これは、NTTの電話番号をそのままKDDIの電話回線で使える、という番号ポータビリティの可能なサービスでした。

電話の基本料金や通話料が安くなるということで、初期費用などは無料ということもあり、回線をちょうどもう1つ欲しいと思っていたところだったので、ためしに契約してみました。

ADSLモデムに関しては、ADSLがはじまった当初よりは簡単にはなっています。

ただ、何度接続しようとしてもうまく接続できません。

24時間の電話サポートがウリのサービスでしたので、電話をかけてみたところ、モデムの初期不良であることが判明。

すぐに部品を送ってもらえることになりました。

KDDIは電話サポートが充実しているので、日本語以外にも中国語や英語などでのサポートも受けられるようです。初心者の方や、通常の電話サポートの時間帯には家にいられないような方にはいいサービスではないでしょうか。

KDDIメタルプラス(現ADSL one)申込はこちらから

プロバイダーを選ぶとき、検索してみると、あまりにもたくさん数があるのでどれを選べばいいのかわからなくなってしまうのではないかと思います。

プロバイダーは大きく分けて、全国区でサービスを提供している大手プロバイダーと、地方で地域密着型のサービスを提供している地方プロバイダーとに分かれます。

大手プロバイダーは地方プロバイダーと違い、大手なのでサービスに安定感があり、安心感があります。

地方プロバイダーは大手プロバイダーに比べて値段的に安い場合があり、大手ではカバーしていないような地方でも使える場合があります。

どちらを選ぶかは一長一短というところでしょうか。

引越しなどが多い場合には、大手プロバイダーを選んでおくと引越し先でもメールアドレスが変わらず使えたりします。

が、このあたりは好みにあわせて選んでいただいて大丈夫です。自分の必要なサービスを提供しているプロバイダーを選びましょう。

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